備忘録メモ書き

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ちゃんとした業務経験ってなんですか

twitterにて、「入社してすぐに企業のR&D組織に入るのは人生の選択肢としてはかなり勝算の低い博打であるというのは認識したほうがよい。」というtweetを見た。

一連のtweetで、まぁわかるという部分と本当かなという部分があったので自分の中でまとめる。

内容としては

・大学の延長線上にあることが多い。通常得られる上司や先輩からの助言・社会人といしての仕事のクオリティが得られない。tweetでは経験がないから助言・クオリティが得られないというように記載されている。経験がないっていうのはR&Dがいままでやったことのないことをやるという類のものだからってことかな?

・ちゃんとした業務経験をした人との仕事の取り組み方や知識、経験の差が大きく離される。

・転職についても、業務経験が希薄だからR&Dにしか適性がない。

みたいな感じ。tweetは調べてみてください。

以下はあくまで私の一個人の意見です。しかも修士卒R&D三年目というクソガキの意見です。

まず、まぁわかるなと思ったのは、大学の延長線上にあるということ。少なくとも弊社・実験化学系のR&Dは大学の研究室にものすごく感じが近いと思う。先輩と駄弁りながら実験して、得られた結果のフィードバックをして次の実験を仕込むという感じ。まさに大学の研究室のそれである。

ただ、一連のtweetでわかるなと思ったのは上の点くらいで、他については少々懐疑的。なんとなく、図星だから否定したいような気持ちがないこともないので、是非とも意見が欲しいところ。

助言・社会人としての仕事のクオリティが得られないというのは本当だろうか。助言についていえば、普通の業務(普通の業務ってなんですか)をしている人たちはR&Dの業務をしている人たちよりも適格な助言を得られているのか。私の経験上で言えば、会社で初見のことに関して助言がないといったことは全くなかったよ。仕事のクオリティについては正直知らん。ただ、何をもってR&Dの仕事のクオリティを低いと思うのだろう。どんな仕事であってもやるであろう雑務や書類仕事で言えば、別にR&Dの方々の仕事のクオリティが低いってことはないと思うけど。

ちゃんとした業務経験を持った人たちと経験値で離されているみたいなところも同じ。てかちゃんとした業務経験ってなんだろうね。営業とか事務をちゃんとした業務と呼ぶのだろうか。ちゃんとした業務経験の定義をこっちで決めるのも違う気がするから何とも言えないのだけど、R&Dがちゃんとした業務経験じゃないという書き方だからそれは違うよねと言いたい。

転職はしたことがないので知らず。

多分一連の文章で言いたかったのは、R&Dは特殊な業務形態だから一般の社会人と解離しているみたいなことなんじゃないだろうか。一部分ではわかるんだが、勝算の低い博打ってほどなのかなあ。。自分自身の社会経験が不足しすぎてるのでわからんのだけど、個人的にはそうは思わないよって話でした。あと何年かしたら考え方変わって、博打に負けました~ってなってないように頑張りたい。

 

実験結果はよく確認しようねって話

  今日の失敗。特に被害はないけど、上司をちょっとぬか喜びさせてしまったなぁと。

 GCを途中で見て、うおお!うまくいってる!と思ったけれど、よくよく確認したらほぼNRだったよねっていう。確認する前に「反応いってました!」って報告してしまったというミス。。

 やっぱり実験好きだし、ワクワクしてしまうけれど、よ~く確認してから言おうねと胸に誓いました。

 というか、なんでこんなミスをしたのか自分でもわからない時、あるよね。意味わからんミスした時は定時で帰るに限ります。