備忘録メモ書き

研究や、読んだ本、思ったことなどをつらつらと。

発言をすることの大切さ

ゼミ等ではおそらく、発言をしたほうがいい。

 研究室では、私を含め同期は7人いる。(所謂、学部から上がってきた内部生が2人、他は他大学からきた学生。私も他大学から今の大学に入学した。)

初めのスタートこそ、他大学からきた外部生はほとんど同じだったように思うが、修士課程の終わりが見えるにつれてやはり差が出てきたように思う。

差というのは、普段の研究や、ゼミの質といったところまでの総合的な差である。

同期の中でも教員に言われたことだけを淡々と行う学生もいれば、教員に言われたことをやりつつも自分のアイデアを試す学生もいる。自分のアイデアをここまで自由に試せる大学の研究室という環境は今後ないのだと思うと、私はなるべく思いついたらすぐに仕込むようにしたい。

前者のような学生に共通することが、ゼミでの発言が少ないことである。ここに相関があるかは正直分からないのだが、明らかに発言が少ない学生は教員のいいなりになっているような気がするのだ。

当研究室では基本的に研究会と雑誌会の2つのゼミが存在する。私としては研究会で発言ができないのはある程度しょうがないのかな?と思う。他人の系に意見するのは結構難しい。アイディアも知識がないから的外れなものになりそうで怖いというちょっと微妙な理由もある。

必ず発言をしたほうがいいのはどちらかと言えば雑誌会のほうである。雑誌会は基本的には初見の論文を発表者が噛み砕いて発表してくれるわけで、自分が精読してリファレンスを当たって...という過程をすっ飛ばして理解させてくれる。教員を含めた全員が分からないのだから、気軽に質問できてそれが知識となる。

話を戻して、なぜ発言をする学生としない学生で差がつくのかと考えたときに、「発言をしよう」と思いながらゼミに臨むのかそうでないかという姿勢で差がつくのだろうと考えている。この姿勢を持ってゼミに臨むのかそうでないかでは、年単位のスケールで見てとても大きな差になって返ってくる。

発言をすること、それをしようという姿勢はこれからも続けるべきだと感じるこの頃である。