備忘録メモ書き

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アニメ SHIROBAKO を社会人になってから見ると

社会人になってからアニメSHIROBAKOを見ていたらすごく染みたので。

  学生時代からアニメSHIROBAKOが大好きです。どういうアニメかというと、簡単に言えば「アニメを創るアニメ」です。主人公宮森あおいが制作進行として、アニメを完成させていくなかで成長したり壁にぶつかったりする、そういうアニメです。

 アニメを作る、ということはもちろん「仕事」であり、この作品の中で考えさせられる名言が多くあります。社会人になって見直すとすごく染みた名言があったのでいくつか紹介。

 

・「人のせいにしているようなヤツは辞めちまえ!」

 第5話、北野のセリフですね。エフェクト作画に定評のある遠藤が、師匠である北野に3Dアニメを愚痴っているときに遠藤が言われたセリフです。

 ここでは3Dアニメと手描きアニメの対立として描かれていますが、こういうことって会社でもよくあると思います。

 ~のせいで仕事がなくなってしまう、という恐怖があると愚痴っぽくなってしまいますよね。現実世界ではAIの仕事への進出が当てはまります。人のせいにせず、自分で今必要とされている能力を身に着ける貪欲さというのが大切なのだなと思います。

 

・「僕は才能っていうのは、なによりまずチャンスを掴む握力と失敗から学べる冷静さだと思う」

 第22話、杉江からです。作監補佐を指名された安原が受けるか受けないかを悩んでいたときの杉江のセリフです。

 いちアニメからこのような名言が聞けるとは思わず、衝撃を受けたセリフでした。これ、どういう職業でも大切ですよね。我々科学者であっても、科学の才能よりもチャンスを掴みに行く力、失敗から学ぶ力は大切なはずです。つまらない遠慮はいらない、チャンスがあったら向かっていか無くてはならないなと思いました。

 

また、見直す機会があったら追記します笑 アニメSHIROBAKO、毎回見るたびに考えさせられるアニメなのでおすすめです。ぜひ一度見てみてほしいですね。