備忘録メモ書き

研究や、読んだ本、思ったことなどをつらつらと。

2020年振り返り&2021年目標

 2021年になりましたね。私は25歳になりました。お酒の勢いに任せてメモ。

 2020年は日本にとっても、私にとっても激動の年になりました。

 2020年初めは修士論文の執筆に追われ、自分の能力不足を強く実感することから始まりました。今までも実感していた自分自身の詰めの甘さは、体力が奪われるにつれて顕著に現れてきました。とにかく1月中は修士論文のことだけ考えて、なんとか発表まですることができました。なんとかなるものですね。

 4月からはメーカーの新入社員として働き始めました。東京研修は新型コロナウイルスの影響ですべて白紙になり、いきなり研究所・工場での研修が始まりました。工場の大きな反応器は、小スケールの実験を主に行っていた私にとって衝撃的でした。主に用いられる反応は、やはり教科書に載っているような信頼性の極めて高い反応ばかり。反応ごとの精製はほぼ行わず、溶媒も統一するなど、プロセス特有の工夫も大学との大きな違いでした。

 6月から本配属となり、実際に企業での研究が始まりました。初めの研究テーマ自体はあまり魅力的とは思えなかったのですが(笑)、自分のアイディアで、専門分野に引きずり込めたことはよかったと思います。会社としても手付かずの分野でありましたが、半年でかなり形になってきたので今年度どういうブレイクスルーがあるのかが自分でも楽しみです。

 実際企業で働き始めると、大学と比べて無限とも思える余暇時間があることが違いだと思いました。今まで趣味として持っていなかったサウナとビリヤードを始められたことはよかったと思います。趣味の多さとそれにかけた時間は、人間的な魅力につながると信じているので、これは2021年以降も続けていきたいなと思ってはいます。

 反省としては、私は気づかいのできない人間だなということを実感しました。集団生活をする以上、気遣いは重要ですが、会社に入るとさらに多くの人に気を使わなくてはなりません。あいさつの有無や、姿勢、目線、言葉遣い、共通機器の使い方などで気を使う場面は大学より多いです。このあたりの気遣いは2021年以降の課題だと思っています。

 話は変わりまして、2021年の目標です。

 まずは、前述のとおり、気遣いのスキルです。人にどう見られるかを少しずつ意識できるようになりたいなと考えています。あと言葉遣いは私自身の大きな課題なので、改善したいですね。

 次に、時間・心のスペースを無駄にしないことです。仕事に関してももちろん意識したいですが、プライベートのほうで特に意識したいです。プライベートで、大きな時間を無駄にしてしまったので、会う人を選ぶことを意識していけたらなと思っています。また、友人と思っていた人であっても、最近になってただ自信を失わせに来ているだけなんじゃないか?と思うことがありました。そういった人とは少しずつ距離をとって、最低限の連絡だけで済ますようにできたらなと思います。自分を評価してくれる人・自分のことを大切にしてくれる人に多くの時間を割けたら素敵ですよね。

 よい2021年になりますように。