備忘録メモ書き

研究や、読んだ本、思ったことなどをつらつらと。

人に見せるクオリティ

 修士論文も後少しで終わり、少し落ち着きました。

修士論文執筆中は担当教員にチェックを貰うのですがとにかく怒られました。私は文章を書くことがあまり得意ではない(治さなくてはならないのですが)というのも原因ですが、そもそも他の所に原因があるような気がします。

よく怒られたのは

「自信作を持ってこい」「修正のミスが多すぎる」

の2点です。いずれもちゃんと確認すればできたはずのものを何度もミスしてしまいました。

私自身、もともとミスは多いほうです。ただ、修論執筆中はその頻度がいつもの倍以上になっていたような気がします(体感)。

そこで、修士論文にひと段落ついた今だからこそ、怒られた悔しさを忘れないうちに原因と対策を考えておくべきと思います。

原因1. 体力がなさすぎる。適度な休憩をとれてない

 私は体力がある方の人間ではないと思います。普通の9時-17時あたりが多分限界ですが、有機合成のラボということもあり、忙しくない時期であっても大体22:30まではラボにいるような気がします。土曜もラボに行かなくてはならないので、ただでさえハードな一週間の疲れを1日で取らなくてはなりません。

 修士論文の期間においてはよりハードな生活でした。実験こそしなくてよいものの、日曜も修正のために登校、毎日ほぼ終電で家に着くのは1:00があたりまえのような生活でした。

 そのような条件、すなわち体力が全く回復しきっていない時に修正をすればどうなるか。仕事は雑になり、及第点のものを提出してしまい、先生の修正も抜けてしまいました。完全に自己管理ができなくなってしまっていました。

原因2. 確認作業を怠っていた

 A4一枚程度であれば、一回確認すれば十分ですがA4で数十枚の論文の修正ともなると話は別です。確認作業を一回で済ましてしまうと修正が抜けたまま先生に出してしまうことになります。

 そこで、これらの原因を踏まえて自分でできる対策を。これから社会に出るものとして常に失敗から学ばなくてはなりません。

対策1. よく寝る。体力回復を。

 一日の疲れをとり、次の日には100%のパフォーマンスで活動するには寝る以外にありません。私の修士論文執筆時の生活リズムは2時寝8時起きの6時間睡眠でした。適切な睡眠時間には個人差があるものの、私が最大限のパフォーマンスを出すには7時間以上の睡眠が欲しいところ(経験則ですが)。執筆期間の朝はとても眠く、最大のパフォーマンスには程遠かったと思います。

対策2. 体力をつける

 私に体力がないのは自分でもよくわかっていたのですが、このままではいけないと思いました。時間に余裕のある期間に、運動等の負荷を自分にかけておくべきでした。

対策3. 確認の癖をつける。

 自分のテキトーな性格はちょっと厄介だなぁと思いつつも治せないでいました。おそらく一生付き添うものなのですが、最低限の確認作業をするルールを自分に課すべきと思います。少なくとも3回、できれば4回の確認作業はしないとミスのない修正はできなかったものと思います。

修士論文を通して、自分の課題がまだまだあるなぁと反省する次第です。